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ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン 日常

柳田国男を読んでからジョジョの「シンデレラ」見てみたら超面白かったという

投稿日:

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今日はこれを見たり。


www.nicovideo.jp

これを超斜め読みしたりしていました。

桃太郎の誕生 (角川ソフィア文庫)

桃太郎の誕生 (角川ソフィア文庫)

 

柳田の「桃太郎の誕生」っていうのは、日本全国にある童話とか寓話を集めたりしながら、その類似性を比較してみたり、更には世界中あちこちにあるような童話の類似性を比べてみるっていう面白い文章なんですが、これを読んだあとにジョジョのこのエピソードを見ると本当に面白い。

今回のジョジョは副タイトルが副タイトルだけに、世界中あちこちで見られるような「物語の設定」が散見されました。

一番面白かったのは以下二つ。

  1. 「30分に一度は口紅を塗ること」という「たったひとつの決め事を守らないと不幸になる」
  2. 自分の顔を選択させる。ただし間違えたら不幸になるor幸せになる

というもの。

1の方は明らかにギリシャ神話で出てくるやつ。なんだっけ?オルフェウスの話だっけな?冥界に死んでしまった妻を迎えに行くのだけれど「後ろを振り返ってはならない」っていうアレ。ついでに冥界に連れて行かれたデメテルとペルセポネの話もちょっと混じってる気がする。日本の昔話だと「鶴の恩返し」

2の方は選択型のやつで、海外だったら「金の斧」。日本国内だったら「舌切り雀」ですかね。

世界中にこういう物語設定は散見されるんですが、ジョジョのやつは相当厳しいような気がする(笑)。なんだか面白いなー、と思います。

柳田のこの本は「昔話は話の根幹にある"世界的に分布している普遍的なものであるような事柄が"、どのように変化をしていくのか?新しいものは何かか?元は何か?」っていう事を探していくのもので、大変面白くて。

神話がどんな風に童話になっていくのか?みたいな仮説の解説とかが、すごく楽しいんです。

で。

僕自身は「現代みたいに"著作"というものが生まれた現代のおいて神話っていうのは誕生するんですかね?」という風に思ったり。

柳田自身もこんな事を書いています。

うむー!もしかして、著作というものが生まれた今、神話とか昔話の変化っていうのは今後生まれづらいのかな!ドラえもんとかサザエさんが長寿化していくのかな!?ミッキーマウスはその保護性から神話になりえないのかな!?

こういうのは「シェアする」みたいな行為から発生する相互作用なのだから、今後はインターネットのSNSみたいなものの中から生まれていくのかなあ?と思ったりしますが、今回例として挙げた(?)ジョジョなんかは他の作品からのリスペクトを積極的に持ち込んだりしているので、これも神話(じゃないけど)が変化した形言ってもいいのかもしれないですな。シン・ゴジラなんかもそうかもしれないぞ。大げさかな。

まだまだ斜め読みで全部読んでおらず、考えが甘いんですが、こんな事を考えながらここ1週間は過ごしている次第。

音楽的な事にまつわる「こういう本」を読んでみたくなったな。

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