NKS.tokyo - a.k.a Syun Nakano

DJであり作曲家の人のブログです。DTMの事を書いたり、イベント告知したりします。友達は大切にしような。

ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン

春画展に行ってきた!ド迫力の結合描写に俺氏棒立ち!の巻

更新日:

こんにちわ。どうもこんにちわ。写真の通りなんですけど、今日はちょっと話題になってるっぽい春画展に行ってきました。世界が先に驚いた!おいらはもっと驚いた!

春画っていうのは要するにエロマンガの事でござる。ニンニン。日本古来のエロマンガ。何をどう言ってもエロマンガエロマンガって言っても、お侍さんにとってはとても縁起の良いものだったらしくて、嫁入り道具として娘に持たせてるケースもあったとか。嫁入り道具のエロマンガ。昔、エロマンガは相当高価なものだったのでしょうね。

で、僕はわざわざ電車に乗ってそいつを見に行ったわけです。

小学校5〜6年生の頃。何か僕に性の目覚めがあった頃、わざわざ隣の町の本屋さんまで行ってエッチな本を買いに行ったものですが、この歳になってそんな事をするとは思いませんでした。

というか、美術関連の人すらも「そんな事するとは思わなかった」ようでして、春画の単独の企画展示としては史上初の試みだとの事。

入り口に18禁とか表示されてる美術展時なんて初めて見たぞ!見えづらいな!ごめんな!

展示が行われている永青文庫の近くには、椿山荘(ちんざんそう…)があったりして、すごい上品な一角。展示場もすごい素敵な建物。

けれども、あんなん見たら僕もおもわず顔を赤らめてしまいます!

顔を赤らめながらさっそく展示を見てみる事にした

僕もこれまで春画っていうやつは、いくらか見た事はあります。というか、某まとめサービスでわざわざキュレーションをした事もあります。まとめ上げたあと3日くらいで18禁のページになってたけどな!(今は残っていない)。

なので僕はちょっと身構えながら展示に臨む事になりました。いきなりドギツイのが来るんじゃなかろうか?と。すんごいのが来るんじゃないか?と。僕はそれだけで顔を赤らめていたんですけれども…

ちょっと意外でしたね。

春画って、いきなりコトに及んだりしないみたい。「出会って数秒でなんとか」みたいなコトってないみたい。

春画ってマンガみたいに数枚の絵で一つの作品になってるみたい。つまり漫画みたいにストーリー仕立てになっているんですけど、導入部はけっこう、こう…

しとやかっていうの?なんていうんだろう?

お互いに目が合ってね、みたいなね。総じてそんな風なのから始まるみたい。

だから展示においても導入部はそういう事を描いたものから始まってました。縁側で誘い合うみたいなね。何か始まりそう、みたいなね。そういう感じ。

これはちょっと拍子抜けでして「出会って数秒でナントカ」みたいなもんがズバズバやってくるんじゃないか?って思ってたので、これはちょっと拍子抜け!

っていうか春画がそういう風に出来てるってのを知ってちょっとホッとしたわ!

ただし、導入部から何か握っているようなものもあったりしましたけど。スーパーワロタwwwww

大迫力の結合部においら棒立ち!棒立ちであります!

結合部っていうと何かアレだろ!?要するになんか卑猥だろ!?ワイヒーでしょう!?ヨロレイヒー!だろ!?

でもしょうがないんだ。

だって展示の解説にそう書いてあるんだもん!!!!wwwww

もう、これだけでずいぶん面白い展示だなー、って感じるんですけども、奥に進んでみると大迫力の結合部がいっぱい出てきたので、ホントに楽しかったです。

ホントに大迫力だったりするので、オレ、棒立ち。

しかも最初は肉筆からはじまるっていうね。肉筆ってお前…

(※注釈みたいなもの:春画は町人文化として発達したので版画印刷のものがたくさんあるんです。肉筆ってすごい贅沢品です。この時代まで残ってるってコトは紙がめちゃくちゃ良いものだってことなので、勢を尽くしたものってことです)

で。

春画としてはお馴染み感のある大迫力の結合部をたくさん見ていて思ったんですけど、これ、単なるデフォルメじゃないんですね。

これを見せたいから馬鹿でかくなってるわけじゃないっぽい。別の理由がある。

マンガとかだと擬音とか動きを表す線とかあるでしょ?この頃はそういう手法がほぼ存在しないんですね。

だから馬鹿でかく描かなきゃ伝わらないってところもあったんじゃないでしょうか?だってなんかすごいもん。あんなバカでかいのがニョーン!ズボーン!とかなってると勢いあるじゃん!!デカく何かを描くと勢いが出るぞ!!

そういう事に気がついてみると「あー、これは結合部だけを見せたいわけではないんだなー。相当見せたいのは間違いないけど」って思えるようになりました。やっぱり体位とか構図っていうのが楽しいなーと思えるようになるという。

大迫力の結合部だけに目をとらわれると結構もったいないぞ!神は細部に宿るのだ!

けれども、展示場のおばちゃん、いや、奥様方すごかったけどな。「大きい!」「すごい!」「みんないっしょ!やる事みんないっしょ!!!」とか大声で言ってましたけど。

やる事みんないっしょ!ってwwwwww

今回目玉の葛飾北斎のタコのやつ正直引いたwwwww

これこれ。

今回の目玉は葛飾北斎のこれでした。これは僕も前から知ってはいましたよ。ウェブとかで見たこともあるし「触手モノwwwww」って思ってました。

葛飾北斎のやつってパッと見ただけでも「なにか艶かしいな…曲線とか艶かしいな…」って思ったりするんですけど、タコのやつちゃんと見てみたら正直引いたwww

理由は「セリフ」です。

春画って歴史が進むとセリフとか入れてくるようになるのね。漫画っぽくなってくるしストーリーをちゃんと作ろうとしてくる。

北斎のやつは余白のところに「これでもかこれでもか」ってくらい、そういうのがビッチリ書いてあるの。絵の解説の中にもあったワードなんですけど「執拗に」セリフを書いてあるの。もうすごいっすよ。「ワイのイボイボでなー」みたいな事書いてあるし、擬音とかもいっぱい書いてあるし、執拗に書いてあるし。アイエエエみたいな事書いてあるし。内容とかも正直引いたwwww

このセリフ自体も北斎が書いたモノなんじゃないか?って考えられてるらしいので、アレですよね。

隠語系のエロ絵師さんですよね、この人。そういうのいっぱい描いてるのねこの人。

ド変態だなー、って思いました。性的倒錯以上にド変態だなー、って思いました。

タコで描いたなら、ド変態ガエルとかも持ってこい!

こういうのをいっぱい見ていると、だんだん色々マヒしてきて「おもしろいなー」としか思わなくなります

春画である以上、結合部っていうのはやっぱり大切なところだと思うんですけれど、こういうのもいっぱい見てると段々マヒしてきて「なんか面白い描き方してるなー」とかしか思わなくなってくるんですね。単純に暮らしの見える面白い絵にしか見えなくなってくるんですよ。

「合体しながら三味線弾いてる女性」とか、「合体しながら男の顔に筆で墨塗ってる様子」とかみると「仲良しだなー」とか「酔狂だなー」とかしか思わなくなってくるっていう。

今とあんまり変わんねえなー、って。

って、変わんねえかな?

アレです。

女性が相手の男の顔に墨塗るっていうのはアレです。

インターネットで何かやってる女の子を男が後ろからイタズラしちゃって「せっかちなんだからあ」みたいなそんな感じですよ、多分。

多分wwww

そこら辺はさておき、だんだん「生活の見える面白い絵」「生活の見える綺麗な絵」としか見えなくなってきます。これは展示の妙と言えるでしょう。はじめチョロチョロなかパッパって感じだな!多分。

最後の方にちょっと倒錯したモノが出てくるんですけど、あんま気にならなくなったもんな(いや、なった)

結合部だけじゃなくってソレそのものをいっぱい描いてあるやつもあったお

結合部を山ほど見ていたら、シレッと変なのが紛れ込んでたんですけど、なんか、ちんちんに手足が生えてて横になってるやつとかありました。なんていうんですかね。肘をついて横になって「ふふ〜ん♫」って感じの。

これ、何かな?って思ったりしたんですけど、そういうのけっこういっぱいあるんですね。お侍さんがいっぱいいて、ただただ、ちんちん出してるだけの絵とか。こう、自分で抱えて(抱えて)持っててみたりね。どっこいしょって(どっこいしょって)台に乗っけたりしてるみたいなね。これ野球部かな?って。野球部がちんちん出してるっていうことじゃないんですけど、バットか何かかな?って。これ「黄金バット!」とか言って、コマネチみたいな事するようなシュチュエーションですよね。

これ何かな?って思うんですけど、昔の人はソレそのものの形自体を面白がっていたし、ちょっと聖なるもの…ホーリーなものとして扱っていたみたいなんですね。貝殻が通貨の役割を果たしたりとか、道祖神とか。そういうのとおんなじ感じみたい。

なので、昔の絵師さんは好んでちんちんとかいっぱい描いてたみたいです。なんか縁起物らしいです、ちんちんって。ちんちんで妖怪描いてみたりするのとか、さすがに笑いましたけど。しかもそういうの結構コワイ!

ちんちん、ちんちん言ってますが、女性の方のやつも沢山沢山めいっぱい、それだけ描いてるやつとかもありますよー。ちんちんと一緒にいるんですけど。

そういうわけなので、僕も女性のそれを崇めるので、僕らも崇めてほしいと思いました。

こういう風に言うとなんだか倒錯した感じあるな!!wwwww

規制によって貸本屋さんによる流通が発達したっていう

こうした「おおらかな大衆文化」も享保の改革以降、規制がかかってしまい、おいそれと見る事が出来なくなっていってしまいました。

それでも規制は需要を生むようで、絵師さんも、春画を見たい人も、両方で地下に潜っていくようになったそうです。

この時に大きな役割を果たしたのが貸本屋さん。

春画の貸し借りは貸本屋さんとお客さんの1対1の関係なのであるから、存在するはずのない春画というものも取り扱うことが出来た、っていう理由なんだそうです。

冊数も借りる時間みたいなのもちゃんと決まっていたらしくて、それに伴う金額もキチンと設定されていたようです。

こういうのって「ツタヤみたいだねー」って思うところなんですが…

今だったらサブスクリプションのサービスに近いような感じがありますね。

現在のコンテンツ流通文化って違法のダウンロードとかもたくさん増えたし、知らんうちにデータがアップされるようにもなりました。

こういう状況はもうどうしようもないところがあるので、それに対応する仕組みっていうのがサブスクリプションだと思うんですけれど、江戸のこういうのってヒントがあるように思います。

どういう風にしてコンテンツを流通させて、どんな風に料金を頂戴するのか?

こういうのって春画だけではなかったと思うんですが、やっぱりエロは流通をいろいろと変えていったりするな!!

というわけで、総論?

ひとまず、沢山のちんちんとか、まんまんとか見たんで、すごい楽しかったです。シンプルに楽しかったです。

段々そういうのより「全体的に絵としておもしろいなー」っていう感じになっていくのが良かったです。

これは展示の妙ですね。非常に配慮がされていましたよ。

最初に書いた導入部のところなんですけど。

そこにある絵のほとんどは男性が下になっているし、能動的に何かをしているのは女性と子供です。

男性が何かしているのは、こう、なんて表現したらいいですかね?

男性の方が奉仕してるんですね。うん。要するにあんなにズドーン!ニョーン!ズボーン!ってなってるのに男根主義ではないぞ!っていう展示になっていました。

それは展示の性質上ドギツイ表現も含まれていて、それが女性の抑圧を感じさせるところがあるからです。性の話はとてもデリケートなので、こういう配慮はとてもいいことですよね。すんなり見られるから。

面白いから、出来れば一人で見に行ったら面白いと思うぞ!多分一人で行った方がいいわ。みんなイイ感じで助けべえだぞ!

面白いですよね。助けるっていう文字が入ってる。

あと野郎どもはああいうの見て、しょんぼりするなよ!wwwww

※そして加筆!大事なことなので

LGBTの人も見てほしいですなー。いろいろあるのだね。

-ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン

Copyright© NKS.tokyo - a.k.a Syun Nakano , 2018 All Rights Reserved.