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ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン

「ラーメンてんし」の曖昧な記憶が今になって教えてくれた事、の巻

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主にアンパンマンとかで有名な「やなせたかし」さんが亡くなったというのを夕方に知りました。

アンパンマンのマーチとか、超かっこつけて言うと「実存」について問うているのだと思うんですが、オレはそんな思想性とか全く関係無しに「なんてサイケデリックな絵本orアニメなんだwwwwwwおかしいwwwwww」って言う風に楽しんでいました。すごいんですよね、なんか。アタマを食わせるとかそういうレベルじゃなくて、もうビジュアル的にサイケ。なにこれすごいwwwwっていう。

やなせたかしさんの来歴とかを調べてみるとすごいですね。色んな仕事はしていたけれども…絵描きとして成功したのは50歳すぎてからなんですね。Wikipediaで知った程度なんで知ったかぶりですが、以下の記述とかクソ笑いましたwwww

まんが学校(1964年 - 1966年、NHK) - 先生役。知名度は上がったが、漫画は売れないというジレンマに悩んだという

wwwwww

面白い人だなあ。知名度って必要な事だと思うんだけど漫画が売れない方で悩むとかwwwww

まあ、ジレンマにはなりますよね。うん。

こういうのを読んでから、先ほどのアンパンマーチとか聴いていると「精神的にも飢餓状態」が続いていたんじゃないかな?と思います。弟について書かれたとか色んな話があるみたいですけど、物書きが逃れ得ない基本的な立ち位置って言うのは…

やっぱり自分。自分のその時のマインドなのだと思いますから。

他者に向けられたものだとしても、それはきっと自分の合わせ鏡。人間関係と同じ事ですよね。

あ、そうそう。罪と罰とかって最初は一人称のみで書く予定だったらしいですよ。けれどもそれだと気味が悪かったんで、ああなったんだって。ここら辺はセンスですよね。自分の心の鏡に映ったものをどのように他者に向けたものに昇華して行くのか?っていう。

カッコ付けようとして恐ろしく話は脱線しましたが「戦時中の飢餓体験」「作家としての精神的飢餓」っていうのが、色んな形での作品群を生んだんだろうかね?って思います。

ものすごく曖昧な記憶なんですけど、オレ、子供の頃に「ラーメンてんし」っていうのを読んだ事があるような気がするんですよね。これ、やなせたかしさんの絵本だと思う。ググったら出てきた。

もしかしたら子供の頃じゃないかもしれないけれど、少なくとも2013年に出たものではないと思います。

どういう話だったかって言うと、オレの曖昧な記憶だとこんな風になってます…

  • なんか、ラーメンの国からやってきた天使である(そのまんま)
  • ラーメンを食べさせる事によって人を飢餓から救う
  • ラーメンは麺とスープと具が一緒になった塊を手裏剣のように投げて口に放り込む(すげえ)
  • 人間の子供を喰らおうとしたライオンの口に放り込んでみたところ「ウマー!」ってなって「こんな旨いもの食った事がない。これからはラーメンを食べます」と言わせて、食物連鎖の輪から切り離していたりする

最後はどうなったか?ってのは覚えてないんですが、こんなの無茶苦茶ですwwwアタマおかしいんじゃないか?wwwwwって思う。ちょっと曖昧な記憶なんで間違ってたらすいませんです。

オレはこの「食物連鎖の輪から切り離す」っていう絶対にあり得ないファンタジーを「面白いな」と今は思っているところ。

やなせさんの思想には「ひもじい思いをしている人に食べ物を差し出すって言うのは、絶対に正義だ」っていうのがあるそうです。これ、僕の脳内では「正義だとかなんだとか、そんな事より暖かい生活が第一だ!ひもじい思いをさせない事だ!」っていう風に変換されちゃうんです。これ精神的には経済的な意味合いとはちょっと違いますよ?もちろん経済も大切ですがもっと精神的に、ね。

とは言いながらも、そういう事を追求したりすると、やっぱりどこかで「いさかい」になってしまうと思うんで「食物連鎖の輪から切り離してみる」みたいな発想が出てくるのではないかな?と。当時の流行とかもあったのかなあ…

「そもそもライオンが人を食うとかって食物連鎖なのか?」とか「ラーメンは何で出来てるんだ?」とかになると説明がつかなくなるんですが、無邪気な感じでいいなあ、と思いますね。ファンタジーなのだからそれでいいじゃないか、と。まずは食事のありがたみを感じられれば良いじゃないか、と。これだとなかなか感じられないと思うけれど食事を用意する事で色々助かって行く感じが痛快になってればファンタジーとして楽しいじゃないか、と。

「実際その食べ物はどこから来ているの?」っていうのは、もう少し大人になってから考えれば良い事なんじゃないかなー?って。お腹空いてる子には優しくしよう、と思えればいいんじゃないかなー?って。

食物連鎖から外れるとか、輪廻とか解脱の話みたいで、ちょっと危ない人に見えてないかどうか心配なんですけども。

アンパンマンは「自らを食わせる」って言う点で仏教っぽい(?)自給自足の解脱をしちゃってるわけなんですが、オレは「ラーメンてんし」の方の天使のくせして不完全な感じwの方が好きですね。アンパンよりラーメンが食べたいだけなのかもしれませんけれど。

こういうボランティアっぽい考え方って人は神様じゃないんで、どこかで無理は出てくる。

けれども精神的にも肉体的にも飢餓状態にある人に優しくする事って大切なことだな、心構えだけは持ってないとな、って思いました。

そして同時に「食事とか普通に出来る事に感謝しないといけないな」ってカッコつけてるうちに思いました。自業自得な感じの体の壊し方はしたくないな、って思いました。理不尽な感じの体の壊し方はもっともっとイヤだし悲しいですけど。

ともかく人間万事塞翁が馬。塞翁が馬なんで、そこにいくまで色々と大切にして行きたいなと思いました。

そんな風に思った訃報でした。

言ってる事が無茶苦茶になってきた感がありますが、ご冥福をお祈りしています。

 

-ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン

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