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DJであり作曲家の人のブログです。DTMの事を書いたり、イベント告知したりします。友達は大切にしような。

ギ!ミッシェルガン・ヒルアンドン

bitwigがローンチされたのでデモをざっくり触ってみた

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長い事楽しみにしていた「業界久々!バージョン1.0」のDAWであるbitwigがローンチされたのでデモを触ってみました。僕はクロスグレードの申し込みをしているので多分明日届きます。その前にデモをいじっておこうと思いまして。

ザックリ感想を書きますよー。

abletonのノリで触ると結構迷う…

ぱっと見がabletonみたいなので「なんでこんなん出すの…」って思う方もいると思いますが、触ってみると全然別物で、abletonでちょっとしたスケッチを作っておこうとなると僕の場合はだいたいセッションビュー(クリップを並べる画面)でやりはじめるんですが、bitwigの場合はアレンジ画面からイキナリ触ってみたくなっちゃいますね。それくらいすごく良く出来てます。

そんくらい操作感が違うので、最初は戸惑うかもしれませんねー。

しかしね…

そのアレンジメントビューみたいなのが使いやすい!

他のDAWならば楽勝で出来る事がbitwigでも出来るようになってます。ワンクリックでクリップを作れるとかね。なんでabletonでもやらないんだろうなー?って思うんですが、abletonの場合はセッションビューこそが思想の根幹なので、そうやすやすといじらないんでしょうね。

僕が知らんだけかもしれませんが、abletonでアレンジメントビューから作り始めるの結構めんどくさくないすか?選択範囲を指定してからクリップを作成してクオンタイズ値を決めてやるっていうのが。これ、abletonで簡単に出来る方法があったら教えてほしいとかずっと思ってたんですがbitwigが出た事でここら辺の不満が解消されてしまうんですよね。良い感じです。

クリップ内部のエディット(MIDIなら打ち込み画面)も操作感はabletonとだいたい一緒です。MacだったらMission Controlのショートカットキーを全部オフってやったら、ほぼabletonの打ち込みライクでやれちゃいます。そしてもうちょい便利です。これは長い事abletonを使ってた人にはアドバンテージだし、良い事しかないと思いました。

なので「いかにもダンスミュージックを作りそうなDAW」なんですが、こんなのも得意だったりします。

もともとピアノで打ち込んだもので、いかにもトライアドな稚拙なもんではありますが、そういうもんならサクサクやれちゃいます♫これは便利。

何が便利って「ノートを打ち込んで行けば自動的にクリップの長さが伸びて行く」っていうところ。これはもう気分の赴くままにメロディーとかコードをいつまでも展開させる事が出来るってことです。

細かいところですが、とても便利な機能ですなー。こりゃいいわ。ちなみに移調もウルトラ簡単でした。

肝心のエフェクターなどなど。ミックスの感じはどうか?

これまたザックリですが、こういうのもウルトラやりやすいです。

abletonエフェクターばっかり使ってた僕の感想としては「機能の簡略化」っていうのがbitwigの設計思想にあるような気がしますね。それこそ今っぽい音楽を作りやすいように設計されてる気がします。abletonでそれをやろうとすると工夫するかプラグインを買うしかないんですが…そこら辺をカバーしてる感じがするなあ。

例えば2EQなんていうエフェクターがあるんですがabletonでハイパスフィルターかけるよりも全然楽です。他のDAWだったら結構見かけるEQだと思いますが、この2EQこそが明確にbitwigの設計思想を端的に表している感じがするのは僕だけでしょうか???2EQだったらハイの方を持ち上げて全体を下げる、ってのも簡単ですからお気に入りの標準プラグインになりそうです。

あとMS処理専用のラックも面白いですね。帯域ごとに分割するラックなんかも面白い。ここら辺もbitwigが言わんとしてるところかもしれないなー。

もうひとつの「割とガッツリ系」のEQは正直使いづらいです。これはabletonの方がいいですね。そして、スペアナは付けてほしいんですけど…あるのかな???

あ、そしてダイナミクス系のエフェクターは色々付いてますが、その全てが結構エグいです。abletonのはちょっと上品ですもんね。そして全てのプラグインのロードがウルトラ簡単なのでぜひ試してみてください。

とはいえ、修正してほしいところもある

治してほしいところも結構沢山あります。

一番治して欲しいのは「打ち込んでるときノートを選択したりカーソルで上下させる時に試聴が出来ない」ってところ。これどっかにスイッチがあるのかな?これさえ治ってくれりゃ鍵盤なくても結構な事が出来るような気がするんですけどね。これは即修正してほしいところ。

もうひとつ。

工夫次第で回避方法はありますが、コンピューターキーボードの鍵盤はVSTのツマミをいじってる時には動作しない、ってところ。これも即治してほしいです。そしたらホントに鍵盤なくても随分やれるんですから。

今日触ってみた感想としてはこんなところでしょうか?明日アクティベーション出来たら即、作業に取りかかれそうな感じはありますよ。非常に良いです。治してほしいところや説明が欲しいところはいっぱいありますが、期待通りの出来映えかもしれませんねー。

abletonが次期バージョンでこういうのを搭載してきたらどうなるかわかんないけどね!ただし現状ではすごく期待出来るDAWとして産声をあげたな!って感想です。期待してます。

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